2010年2月4日木曜日

A NOON of EAST OAHU

11月のある日の午後、

オアフ島の東側のある所で、

ベンチに腰掛けて、

ふと建物の屋根の上に目をやると

緑色に輝くヤシの葉がシャラシャラと風に揺れていた。

ただそれだけの事なのに、視線が釘付けになった。

なぜだろう、とても澄んだ空気の中で

透明の小っちゃな魂(タマシイ)の塊(カタマリ)みたいなものが

眉間からポワ〜ンと膨らみ出てきて

知らず知らず、ゆっくりとカメラを構える自分がいた。

ただそれだけの写真なのに、

なぜだろう、けっこう気になる一枚なんだよね。


僕はオアフ島では特に早朝の東海岸が好きなので、

どうしてもそっちに滞在する事が多くなってしまうのだが、

夕方近くになるとコオラウ山脈が翳りを作るために

なんとなく寂しい気分になってしまう場所も多い。

それでも入り組んだ海岸線のビーチによっては、

西日が山肌を照らす時間帯の寂しげな色合いに

ハートをギューッと鷲づかみにされちゃったり・・・。


なんだか切なくなってきて、

急いでノースのサンセットビーチあたりまで

逃げて行きたくなっちゃったり・・・。

汗ばんだり、ラジバン・・・ヘッ!

「先週の週間OUTの数字は何だったの?」