
空と、緑の大地と、遥かな水平線。
・・・ただそれだけ。
1メートル近い高さの草の穂を掻き分けながら
歩き続けてこの地に立った。
海まで続く広大な草原の緑を風が激しく揺らすザワーーーザワーーーという
音だけが耳に響いていた。
日々の猥雑なものが脳裏からスーっと消え、
心が真っ白で無垢な状態にリセットされたような感じだ。
何もない単純な風景だからこそ、強く心に響くものがある。
そこがハワイであろうとなかろうと、そんなちっぽけな理由ではなく、
大地と、海と、空気でできている
「地球」という星の明快で簡潔なアイデンティティを
易々と感じ取る事ができるからだろうか。

僕等が棲んでいる地球って、マジに素晴らしいぞー!
と大きな声で叫びたくなった。
でも今回はこの場所がどこなのか、明かすつもりはない。
分かる人もいるだろうが・・・。
なぜかと言うと、
それなりに危険が伴うドライブをしなければ辿り着けない所だから。
それに、ちょっぴり秘密にしておきたい気持ちもあったりして・・・。
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