バタバタとしたスケジュールの合い間を縫って、
なんとか1週間を確保した新作撮影のためのハワイ行き。
今回はべったりとWaikikiに滞在するハメになってしまった。
前半に滞在予定だったHaleiwaのバケレンが
ブッキングミスで泊まれない事が直前に発覚。
急遽モーハのへなしゅん編集長に電話して、Waikikiのコンドを確保して頂いた。
後半のホテルもWaikiki、それもKuhio Ave.を挟んで1ブロック違うだけ。
結果として、窓から見える景色は、
高層ビルとダイヤモンドヘッドとワイキキのビーチだけであった。
・・・僕は間違っていたかもしれない。
ハワイの輝く風「LINO MAKANI」を撮りたくて、
マウイやカウアイ、ビッグアイランドなどの自然を追いかけて来た。
オアフでも、EastやNorthは大好きだが、
Waikikiだけは撮影する気になれなかった。
僕は過去30年近く、Waikikiを見てきたが、
日本人がイメージする「ハワイと言えばワイキキ」的な
ベタな安易さに反感を持っていたので、
「ワイキキなんて本当のハワイじゃない」という思いが強かった。
だから、Waikikiだけは積極的には撮ろうとしなかったのだ。
・・・しかし、それは僕の間違いだった。
今回、じっくり「ワイキキ」と向き合ってみて分かったことは、
ここにもしっかりとLINO MAKANIが在るということ。
喧噪と刺激と欲望が渦巻く大都会HONOLULU、
そしてWaikikiは、正にHAWAIIそのものであり、
カメラを向けるそこここに「輝く風」は吹いていたのだ。
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