2009年5月2日土曜日

ジャカランダが咲く頃

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3月下旬から4月上旬に、

マウイ島のクラ地区や、このハワイ島のホルアロア地区では、

春を告げる花の代表として、

カラダ中を紫色の小さな花で覆い尽くした

ジャラカンダの大木が、あちらこちらで自己主張している。

その昔、ハワイでは日系人が「ハワイ桜」と呼んで

故郷の桜を忍んでいたという。



和名では「桐もどき」と呼ぶらしい。

南米原産の外来品種だが「世界三大花木」の一つなんだって。

そう言えばあと二つの木はハワイでは本当によく見かける・・・





赤やオレンジ色の、燃え立つ炎のような大振りの花を咲かせている

アフリカンチューリップ(和名:火焔木)と、





黄色や真っ赤な花をどっさり咲かせて、目を楽しませてくれる

ロイヤル・ポインシアナ(和名:鳳凰木)。

どの木の花も僕は大好きだけど、

でも、この三つの内ではやっぱり、ジャカランダが一番好き。

雨季の終わりを告げてくれるパープルフラワーツリー。

ほんの短い期間しか咲いていてくれないし、

ロケーションや天気の条件がなかなか揃わないから、

まだ納得のいく撮影をした事が無い。



いつかは絶対に、惚れ惚れするようなジャカランダの写真を撮ってやる。

・・・そんな思いを抱いたまま、未だ為し得ていないから、

どんどん余計に好きになってしまう、

まるで片想いをしている少年のように切ない想いがつのるばかり。

・・・それくらい好きなんだ。

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