
4月になると、コナ・コーヒーベルトと呼ばれる一帯では、
コーヒーの真っ白い可憐な花が一斉に咲き乱れる。
そして、満開がピークを迎えた翌日には
なぜか決まって大嵐が吹き荒れるらしい。
ちょっと不思議なのは、桜の開花と違って、
コーヒーの木の場合、
個体によって開花時期にかなりのズレがありそうな事。
まだツボミすら付けてない木もあれば、
もう目一杯花を咲かせている木や、
既に緑の実をふくらませ始めている木もあったりする。

それぞれの枝で、列を為した白い小さなツボミが開花を始めると、
大勢の蜜蜂が蜜を採りにやって来る。
生気に満ちた素敵なひと時を味わう事ができて、
自分の気持ちが優しく和んでいくのを実感する。

さて、今回の撮影の依頼者であるMという人物。
本業として、ある有名なコーヒー農園のマネジャーを
7年以上も務めてきた男である。
その彼と朝5時から1日15時間 × 4日間、
ハワイ島の殆どを一緒にドライブしながら、
ベッタリと密に付き合ってみて、
こんなにピュアな人間がまだ生きていける場所が
ハワイには在るんだなとつくづく感じた。
そう言う彼も、もうすぐ日本での生活を始める。
きっと、日本社会の荒波に当分は馴染めず、
右往左往してしまうのだろう。
と、確信できてしまうほど、妙にイイ奴。
その彼から、一言、
「これからハワイに行かれる皆さん、今、ハワイも超不景気です。
あるコーヒーチェーン店では、レジで日本人客へのお釣りを
故意にごまかす行為が日常化しているようです。
特に日本人は甘く見られています。
7年以上ハワイに住んでいる私ですら、
いつも必ず「ハイ、ハウアーユー、トゥディ?」と挨拶してから、
オーダーするように心掛けていますが、それでもヤラレタ事が
数回あります。(カモに見えるのカモ)
という事は、かなり多く頻発しているとしか考えられません。
ハワイ州は、実は軽犯罪(ひったくり・置き引き・車上狙いなど)の
発生率が、なんと全米で「ワースト3」に毎年ランキングされています。
英語は苦手でも、お釣りの金額ぐらいはしっかり計算して
ぴったりの金額を受け取るようにしてください。
レジでチップをあげる必要はありません。
このままでは『日本人はおバカなカモ』という、
恥ずかしいレッテルが貼られ、どこへ行っても
お釣りをごまかされてしまいます。
コーヒーショップに限らず、どんな買い物をしても、
必ずその場でレシートとお釣りをしっかりチェックする
習慣をつける事が大切です。」
・・・イヤイヤ、ハワイも大変ですナ。
今日は僕、本当はこれをどーしても伝えたかったのでした!
ホナ、5/4にサイン会で待ってるし!
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