2010年10月20日水曜日

Alohaな日曜日


ある日曜日の昼下がりのこと。

外でランチを食べようと、小さなショッピングモールに入って行くと、

中庭からとてもゆったりした美しい歌声のフラソングが聞こえてきた。

石の階段を利用した即席のステージで、真っ黒に日焼けした相当なお年のおばあちゃんが

デュエットで演奏し、横では小さな女の子達がフラを踊っていた。

それは、ハワイの休日にはよく見られる、とても普通の光景なのだが、

この二人のおばあちゃん達が歌うハーモニーは、ビックリする程やさしく、

心の奥に響く、重みと力と暖かみが込められていた。

こんなに田舎の、こんなにローカルな催しで、

どうしてこんなに凄い演奏をする人がいるんだろー!

いやはや驚いた!

ハワイは深い。



そして、周囲を観察すると、

女の子達は、芝生に腰掛けて観ている観衆に

手作りのプルメリアのレイを売り歩き、

ワゴンでは朝に庭で穫れたようなフルーツを並べて売っていた。



小さな女の子は、まだ上手くは踊れないけれど、

演奏に合わせて腰を振り、ハートでフラを表現していた。

めっちゃ可愛かった。

その写真?

ごめん。見とれていて撮るの忘れちゃった。

レイはしっかりゲットして、車のルームミラーに掛けておいたら、

ず〜っとプルのいい香りが僕たちを癒してくれた。

アロハな日曜日、周りのみんなが幸せな気分に浸っていた。