僕にとっては、4月って、実は、
一年の内で一番気分が滅入ってしまう月なのだ。
フツーは、桜が咲き乱れ、ポカポカと暖かくなり、
希望に燃えて、明るく元気に・・・って言う月だよね。
小・中学生の頃、
毎年学年が変わるとクラスの友達も総入れ替え。
同じ学年に400人も生徒がいたから、
殆どが知らない顔ぶれになってしまい、
4月8日が誕生日の僕には、
「お誕生日会」に呼べるような親しい友達が誰もいなかった。
もちろん家族は祝ってくれたけどね。
別にその事を寂しいと思ったりした記憶はないが、
いつも、春休みが終わり、新年度が始まると
憂鬱な気分になったものだ。
きっと他にも理由があったのだと思う。
例えば、散ってしまった後の桜が大嫌いだったりね。
・・・なぜこんなつまらん話をダラダラと!!・・・

で、春らしい海の風景を選んでみた。
2点とも、ある日のワイキキの海なのだが、
なんでもない海と空。
そこが好きだったりするのだ。

別に感動して撮った写真ではないのだが、
この空気感がやけに心地良かったり、気分が鎮まったりするのだと思う。
確かその時、気がついたらどういうわけか目頭が熱くなってきて、
無性に涙が溢れ出て・・・
嬉しいのか、
悲しいのか、
悔しいのか、
寂しいのか・・・
どうしちゃったのか分からない自分がいるだけで、
「まいったなー」だったことを思い出した。
歳はとりたくないなー、涙もろくなっちまうから。
・・・もうすぐ59歳なんて。
ア〜〜〜〜ヤダヤダヤダったらヤダよー!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おっと、忘れるところだった!
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お近くの方、気が向いたらちらっと覗いてみてください。
