考えてみるとネ、
オレはいつも「日陰」というモノを探していたんだヨ、ハワイでは。
でもそれって、
ハワイの陽射しがメチャメチャ強烈で、もういい歳だし、
それに耐えられないからというワケではないんだヨ、決ッシテ。
「日陰」さんには「日向」さんよりも奥ゆかしい何か・・・解るかナ、
「日向」さんの様に露骨であからさまではない何か・・・解るかナ、
なんとなくホッと落ち着ける優しさのような何か・・・解るかナ、
ヒトを癒すヒンヤリヤンワリした空気が、
そのほの暗い空間に漂っているから・・・かも知れないナー。

ただし!
その場所にはいつでも強い陽射しの「日向」さんが
キッチリ居なければならないのだヨ。
何故か!・・・それはネ
そこにできる「明」と「暗」のコントラストが
オレが探し求めている「ハワイのリノマカニ」だからサ。
お陽さんが真上から直射する時間帯は、
写真的にはあまり「絵」にならないと普通は考えられているよネ。
確かにそうかも知れない、いや、そうなのだ。

でもオレは、真昼のそのストレートな陽射しこそが
一番ハワイらしいと思っているし、だ〜い好きなので、
真っ昼間でもカメラをぶら下げて、休む暇もなく
あっちこっちをほっつき歩いている。
当然、朝だって夕方だって絶対にイイに決まっているから、
結局は丸々一日中ずーっと仕事モードってワケだ。
で、何が言いたいかって?
ちょっと愚痴ってみただけサ、ハハハ・・・。
「愚痴っぽいオレでもポチッくれる?」
