日本名を竜舌蘭と言い、100年に一度花を咲かせ、
その後、株ごと枯れて一生を終えると言われている。

あれもけっこうグロテスクだったりするが、この写真の品種は、比較的小ぶりなツルっとした葉が美しく、日本でも高価な観葉植物として人気がある。
葉っぱだけのAGAVEは、本当に美しくて絵になるが、以前ハワイ島のヒロで初めて花が咲いているのを見て、ガッカリしたことがあった。
2メートルほどの茎に小さな白い花が、下から咲きはじめ、上に向かって咲いて行くのだが、咲き終わった花は下から茶色く枯れて散らずに残るため、
なんだか汚く見えるのだ。
あの時は、「どんな花が咲くのかな?」と期待していただけに、
「実際はこんなだったのか、見なければ良かったヨ」と思ってしまった。
ところが、今回見たAGAVEは違った。
なんと、咲き始めたばかりのとても美しい子だった。

なので、このブログでもお見せしたくなってしまった訳だ。
2枚目の写真は、その花芽の先端部分。
下から徐々に花開き、ここまで咲ききって、その生涯を閉じるのだ。
100年に一度というのは大袈裟らしく、
実際には10年〜20年で一度だけ花を咲かせ、
その後、大往生するということなのだが、
その前に自分の子株をもうけ、しっかり子孫を残すというから偉い。
・・・今日はなんだか植物図鑑的な内容になってしまった。
でも、この子を見つけた時は本当に嬉しかったんだから!!
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