なぜか懐かしい

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ハワイにいると、

普段は気にもとめない、なんでもない場所が、

突然光を放ったように輝きだす事がある。

今日の写真は、正にそれだ。



ワイキキのFort Derussyに面したコンドの上層階で

ラナイから撮った1カット。

夕方、ビルの隙間から差し込んだ夕陽が、

爽やかな風にサワサワと揺れる葉を照らし、

見た事もない程の眩しい緑色に染めていた。

辺りはすでに薄暗く、人影もない。

僕が撮りたいシーンの１つ・・・

ちょっぴり悲しげで、

切ない程キラキラしていて、

誰でもが「そうそう！これって見た事ある！」と感じて

なんだか懐かしくてウルんでしまうような・・・。

そんな写真が撮れた時は嬉しくて、

ずっと発表しないで仕舞っておく事もあったりする。

ちなみにこれは、2005年の春に撮ったもの。

何でもない写真なのに

ハワイならではの不思議な空気が漂っていて、

僕にはすごく大切な1枚だ。

スローシャッターゆえの葉っぱのブレが「リノ・マカニ」でしょ！

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妄想

高台の海が一望できる場所で

元気に生きているパパイヤ君。

毎日爽やかな風を感じながら、

海を眺めて生きて行けるのなら、

パパイヤになってしまいたい。

そしたらオレ

パパイヤ高山かー？

「違うかーーー！！」

・・・・たま〜に、ちょっとだけ

オチャラケてみたりして・・・

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ある朝

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ハワイ島のある朝。

太陽が東側の水平線に現れたばかりの頃、

西側のコナコーストでは

遥か高層域の雲だけが真っ赤に染まる。



こんなプロローグで始まる一日が

どんなに素敵なものか・・・

熱いコーヒーを啜りながら暫く眺めていると、

やがて、辺りはすっかり明るくなり、

すぐそこの椰子の木にも陽が差しはじめる。



カサコソと軽やかな葉音をたてながら

風に揺れるヤシの葉影で

忙しそうに朝食を探す小鳥が一羽。

・・・一瞬、目が合ったような気がして

なんとなく嬉しくなった。

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【お知らせ・その1】

6月に撮って来たオアフ島・カウアイ島の新作を

僕のギャラリーサイトにアップしました。

是非ご覧ください。


【マネジャーYUKOteeより・お知らせ】

先週の伊勢丹松戸店が終わり、ホッとしたのも束の間、

20日から25日まで、伊勢丹府中店での写真展が開催されます。

百貨店では、この夏最後のイベントとなりますので、

新作も数点加えて展示します。

お近くの方、是非「LINO MAKANI」を感じにいらしてください。

お待ち致しております。

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What has happened in Hawaii?

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ハワイで何が起こっているの？

地球で何が起こっているの？



上は、カウアイ島のKe`e beachなのだが、

2006年3月に撮影した写真である。

別に「キャー美しい！！」という風景でもなく、

ただ、ビーチを海側から撮ってみたものだ。

この時は、ちょっぴり違和感を感じていただけだった。

だからなのか、これはどこにも発表したこともなく、

「お蔵入り」状態であった。

それを、なぜ今頃になって、アップしたかと言うと、

このビーチに再び訪れてみて、

ビックリ・・・

と言うか、恐ろしくなってしまったからなのだ。

「エー、コレ、マジィ〜？・・・ヤバクネ〜？ハワイ！」

と言うのが（汚いコトバで恐縮だが）本音である。

何故って、

まず先に、上の写真をクリック拡大して

ビーチ際の木々の根っこの部分をしっかり視て欲しい。

わずか2年半前には、地面から露出している根っこは

この程度だった。

そして、簡単にビーチから森の方に歩いて行けた。

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それが、先日撮った写真では、

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コレダーーーー！！！

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　　　One!

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　　　Two!!

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　　　Three!!!

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どの木も根っこの部分が3〜4メートルも露出していた。

当然その段差の分は崖になっていて、

人が簡単に登れる状態ではない。

この針葉樹の大木は、浸食されて無くなってしまった足下の地面にもっともっと深く根を下ろして行かなければ、

これから先、生きて行くのは困難だろう。

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こんなに恐ろしい光景を目の当たりにして、

本当に「地球が危ない」ことを認識した。

この惨状を出来るだけ多くの人々に見て欲しい。

そして、

具体的に何をしたら良いかを皆で考え、

小さな事でもいいから

実行してこそ意義があると思う。

微力な僕に出来ることと言ったら、

ハワイで実際に目にして感じた恐怖を

この場で発表する事ぐらいなので、

時々は、こんな重い話になってしまうかも・・・。

（あ〜〜〜、心が痛い〜〜〜）

【輝く風】夜風

陽が沈んだ後の、

暗くなりかけの空・・・大好き。

家々の明りが灯り始めると、

どこの家でもこれから夕食と団欒の

楽しいひと時を過ごすんだな〜〜〜

みたいな、なんだかほのぼのとした空気が

少しひんやりした夜風に乗って漂ってくる。

ラウハラの葉の間に月が出て、

今日も一日ハッピーだったかい？

って自問する。

いつもこんなに穏やかな気分でいられたら

どんなに素敵だろう・・・。

ハワイに居れば

それはそれは普通の事なのにね。

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さてさて、お知らせです。

明日から11日（月）まで、

伊勢丹松戸店で写真展を開催します。

お近くの方は是非おいでくださいませ。

お待ちしております。

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ハワイの不思議・3

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ゴツゴツの岩の上に背骨から落ちたのに
・・・アレ？・・・痛くない。・・・なんで？
・・・変だな。
岩の上にクッションが置いてあったかのようだ。

下手すれば骨折、良くても打撲ぐらいの
背面転びをやってしまったのに、
ちっとも痛くない。

きっと後でズキズキ痛むのかなと思いながら、
ビーチに降り立ち、撮影を始めた。

誰もいない広大な海岸は、東向きで、
太陽が逆光になるため、海面は暗くなり、
不気味な雰囲気が漂うが、
沖の方でシャワーのように
雨が降っているところが
明るく輝いていた。



結果として、背中はちっとも痛まず、
今でもちょっと不思議な気分だ。

妻のYUKOteeがいつも言っているように、
「私たちはハワイに護られている」のだろうか？

深く考えるのはやめよう、怖いし。


それはそうと、ハワイの不思議・おまけ編。


ハワイでは、なんでも大きく育つと言われている。
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で、これ、芋系の植物だと思うが、
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ど〜です？このデカさ！

これ見たときにはブッ飛んだヨ。

身長128cmの息子と比べて見ても
ビックリ！

なんだか笑えるデカさでしょ！

・・・ということで、
随分引っ張って、
気をもませた割には
チトつまらない話だったので、
このバカデカイモの落ちで
カンベンです。

こっちの方がよっぽど
不思議やし。

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カレンダー8月

August

I wanted to take a bird’s eye’s view of the waves at a point further away from shore.

Forms created by nature are far more eccentric and beautiful than one expects.

It is beyond any artist's works.


波打ち際よりやや深い場所で

揺れる波のグラデーションを

俯瞰で撮りたいと思った。

自然が創る造形は

想像以上に奇抜で美しい。

どんなアーティストにも

描くことができないだろう。

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