マウイには「シュガービーチ」という、
気の利いた名前の砂浜がある。
サトウキビの栽培が盛んだったからだろうか。
由来までは知らないが、白砂糖のように真っ白な、
ラニカイビーチ的な砂浜を想像し、
なんとなく引かれて行ってみると、
三温糖と黒糖の中間のような茶色の砂の、
どうって事ない寂しくて小さな海岸だった。
道路から波打ち際まで数メートルしかなく、
もちろんトイレもライフガード小屋も見当たらない。
きっとハワイ語の名前など無かったのだろう、
アメリカ人が仕方なく、それもかなり投げやりに
付けちゃった名前なのかも知れない。
・・・と思うくらいガッカリなビーチだった。
ただ、よく観察すると、なだらかな起伏を持つ砂浜が、
絶えず寄せる潮を様々なカタチに変えている。
ちょっと面白くなってきて、カメラをじっと構えていると・・・
・・・僕はなんてラッキーなんだ。
曇りぎみだった空から、波打ち際だけに日が差した。
ホント「やったぜ!」だった。
何の変哲もないそんな場所でも、
時の流れをカシャッと止めた瞬間に、
1枚の写真として輝きだすこともあるんだな。
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2007年3月24日土曜日
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2 件のコメント:
>・・・と思うくらいガッカリなビーチだった。
ってゆぅビーチも求さんの手にかかれば
素敵なビーチになってしまうのですね。
いろんな事を想像して(笑)夢膨らませてしまいますo(*^▽^*)o
音が聴こえてきそう。。。
文葉さん、いらっしゃい。
そう、期待外れな事って、よく起きるよね。
でも、それはそれとして、気持ちを切り替えて
楽しんじゃえば、状況は好転することもある。
人生って、そんな事の繰り返しかもね。
不運はマイナス思考の人に、そして、
幸運はプラス思考の人に訪れる。
・・・・・・でしょ?
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