以前ある人から「高山さんのハワイの写真って、
暗くて寂しいものばかりですね。」と言われた事がある。
確かに、そうかも知れない。
ハワイに限らず、ニューヨークでもテキサスでも、僕は暗く、重く、
静謐なるものを追い求めていたかもしれない。
明るい写真が嫌いな訳ではないのだが・・・・。
ストックの中には、明るく爽やかで、いかにも「ハワイ」という
写真も有るのだが、なぜかあまり発表する気になれなかったのだ。
僕が追い求めているものをご存知の方は、大概解ってくださっていて、
「それが高山求のアイデンティティだから、このままで行くべき」と
激励してくださる。
元来それほど重い人間ではないので、あまり深く考えずに、
自分がいいと思うものを撮る事ができて、
それを好きだと感じてくれる方がいればそれが一番幸せだと思う。
でも、今日は、「こんなハワイも撮るんだよ!」をお見せしてしまおうか。
ご存知、ラニカイビーチ!
ここは誰が撮っても「とっても」・・(韻を踏んでみた)・・きれいな
写真になってしまうのだ。で、僕も敢えて撮ってみた。やっぱりきれい。
「きれいなものは、きれいなままで表現すればそれでいい。」と思った。
・・・・だって、こんなに美しいビーチ、嫌いな人はいない筈。
行った事がある人なら、「そうそう、このアイスブルーの海の色!」と、
思い出してうっとりしちゃうことでしょう。
更にもう一枚。
これは、真夜中の雨が降っているラニカイを、20秒の露光で撮ったもの。
空に白い小さな線が見えるかな?(画像をクリックすると拡大できます)
・・・それはホノルル空港に飛来したジェット機の20秒間の軌跡。
海の色は・・・暗いんだけど、やっぱりアイスブルーだ!
結論。
理屈無しにいいよね。ハワイって。
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2007年4月2日月曜日
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6 件のコメント:
モトムさん、こんばんは~☆
「誰が撮っても」と、モトムさんは
おっしゃってましたが、やっぱりコレ
「モトムさんの写真だナ~」って
思いましたヨ♪
モトムさんらしさ全開で、今日もやっぱり
「イイ~~~♪♪♪」って、眺めさせて
頂きましたから!!
ああ!(泳げないクセにだけど)
早くハワイの海に、飛び込みた~い☆
おお、葉音さん。なんだかお久しぶりな気がします。
も〜、本当にいつも上手ですよね、持ち上げるのが。
でも、僕も実は「イイ〜〜〜!!」って眺めていたところです。写真がというより、ハワイが。
エエ〜〜?泳げないんですか?葉音さん。
でも、もうすぐ飛び込めますね。
アイスブルーのど真ん中に。
だけど、はしゃぎすぎて、溺れたりしないように!
ラニカイビーチ、これも貴重な写真ですね。
モトムさんが撮ると南太平洋に浮かぶ小島のよう。
ハワイに嵌る日本人が好きな場所だけどこんなダークな色の一枚も好きです。
モトムさんのおかげで写真に対する意識が変わりつつあります。
今月のマウイ、楽しみになってきました。
ジャカランダ、咲いてるといいなぁ。
最近写真を撮るのがすごく楽しくて、写真雑誌なんかも読むようになりました。綺麗な写真を見てるだけでイヤなことを忘れる事もある反面、自分がいいなって思った写真に有名写真家の辛らつな批評が載っていると「別にエエやん、うるさい事言わんでも」って思ったり。高山さんのラニカイの写真、やっぱりいいですねー。
emmyさん、いらっしゃい。
そうですか、写真に対する意識が
変わってきましたか。
その言葉、僕の個展にいらした方から、
よく聞きます。
マウイ行き、もうすぐですね。
いっぱい楽しんで来て下さい。
hiroさん、こんにちは。
そうなんですよ。
写真雑誌で応募写真を批評されている先生方
の中には、「写真はこう有るべき」風なつまらん理論や技術論ばかりをプロという高みから見下ろして発言しているだけの方が多いですね。
で、その大先生の撮った作品を観ると、
全然面白くない、感動もないような、
古臭いものばかりだったり。
だから、僕は写真雑誌というものは立ち読みすらしません。
写真的にダメなものでも、観る側が単純に
「イイね。」と思ってくれれば、それはそれで
良い作品だと思います。
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