2007年9月3日月曜日
【輝く風】Beautiful house
朝、Waikikiの部屋を出て、Kahala経由でH1-Eastに乗ろうと、
ゆっくりドライブしていた。
ビーチ沿いの豪邸は確かに素敵だが、手が届く訳もなく、
まったく撮影する気にならない。
いや、ひがみじゃなく、写真として「絵」にならないのだ。
これ見よがしの豪華な外観は、人の体温が感じられない。
・・・なのでさっさとパスして山側へ。
バス通りから脇道にソレて庶民の住むエリアへ入っていくと、
そこには、「大袈裟な門構えなんかみっともないから絶対にやだ!」的な
こじんまりしたイイ感じの家々が、朝日を浴びて幸せそうに建っていた。
お父さんとお母さんが、好きな色のペンキを楽しみながら塗ったのだろう。
でも、そのアーティスティックな感性には驚かされる。
そして、なにより温かみがある。
この、白地に紫がかったブルーで縁取った玄関ドアの家。
見つけた瞬間、なんだかワクワクし、とても嬉しくなって
夢中でシャッターを切った。
生え放題の緑たちが、風にそよいでいて、もう言う事無し。
さりげなくセンスが光る、こんな家に住んでいる人って
きっと最高にイイ人たちなんだろうな。
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4 件のコメント:
モトムさん、こんにちは~☆
ホントそうですよネ!
ローカルの人たちが、パパッと思いつくままに
作ったと言っても、いろんなトコで
物凄くセンスを感じますよネ♪
このお宅も、ホント素敵!!
こういうセンスって、どうしたら身につくのかしら?
見習いたいモノです☆
葉音さん、元気は戻ったかな?
僕は相変わらず大忙しの日々が続いています。
で、ハワイを撮るようになってから凄く感じる事は、
自然と共生するためには、自然を尊び、できるだけ
在るがままに、控えめに・・・ということ。
主が地球、従が人間。その関係をどんな時も曲げない。
人も自然の中に包含されるただひとつの種でしかない事を、ハワイの人々は自覚していて、
それを基盤に文化が構築されている。
・・・だから、そのさりげなさに、深い意味が秘められているような気がします。
いやいや、くどくど書いてしまってゴメン。
モトム
いま読んでる本の著者(ハワイ在住)はこんなこと書いてます。「人間がいようがいまいが、自然は確固として存在し続けてきたのだ。(中略)歴史の主役は人間であると信じて疑わないのは、思いあがりなのかもしれない。」モトムさんのコメント↑がまさしく同じ趣旨の内容だったので。異論、全くありません。
HILOさん、おはよう。
先日、オアフのカエナポイントに西側からと北側から行って来ました。特に西側にはハワイの暗い裏面が露呈していて、その現実を目の当たりにし、少なからず衝撃を受けました。気持ちのいいものや美味しいもの、きれいなものばかりを追いかけていて良いのか自問しています。ア〜暗いナ、なんだか今日のオレ。
酒でも飲みながらじっくり語り合いたいね。
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