2007年10月2日火曜日
【輝く風】Bali Hai-2
ゆっくりと時間が流れて行く。
ブルーだった上空が徐々に暗い紫色に変わって行く。
絶壁の下の方から、やさしく吹き上げる風に乗って、
「ザーーーー」という波の音が絶え間なく聞こえてくる。
遥か沖から左手に位置するHanalei bayに向かって、
穏やかな起伏を保っていた海面が、岸に到達する数十メートル手前で
幾つかの弧をつなぎ合わせたWave lineと化し、
繰り返し押し寄せる。
その深碧の水面も、天空の残照を映してか、微妙に紫色だ。
視界は暗さを増し、シャッター速度はもはや1秒でも足りない。
Bali Haiの向こうの水平線に落ちて行った太陽が、
一日の幕を閉じるべく、高みに留まっている雲だけに最後の輝きを与える。
やがて、夜の帳が完全に降りる頃、
「ジージージー」と何かが鳴きはじめた。
満天に星が瞬き、急に睡魔が僕を襲う。
カウアイでの初日が終わろうとしていた。
Will be continue....maybe.
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2 件のコメント:
うーん、やっぱりいいですね。この写真。
この色だと山側の景色も夜と昼の境で絶妙なシルエットなんだろうなぁと想像しています。
緑と青が真っ先に見えてくるカウアイ島はいつまでもこのままでいてほしいものです。
ご飯も美味しいし、来年はやっぱり行かなきゃ(笑)
Emmyさん、
この写真は、3/11にアップしたものよりほんの少し早い時間に撮ったものです。
西側のBalihaiに続く山並みは既に黒々としていて空とのコントラストが美しかったのを覚えています。
そう言えば、ハナレイのチンヤンS.C.にある、SUSHI BLUESという寿司バーは、腕が毛むくじゃらの白人のおっさんが握ってくれていて、結構ハマリました。
また食べにいきたい。
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