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ハワイにはあまり似つかわしくないこの木、
日本名は「島南洋杉」と言うらしい。
なぜノーフォーク「松」なのかというと、
オーストラリアのノーフォーク島が原産の「松」だから。
これが「松」かいナ?・・・えーウッソー!
どう見ても杉の木(Cedar)だと思うのだが、
欧米では松も杉もパイン(Pine)と言うらしい。
ちなみに「杉」を英訳すると
「Japan Cedar」と出ている場合が多いようで、
杉を「杉」と呼ぶのは日本人だけって事かもね。
なので、Norfolk Island Pineという英名を直訳して
「ノーフォーク松」になっちゃったって事のようだ。
しかし「島南洋杉」とはなんとピッタリの
和名を考えたものだと思う。
ハワイでは
ラナイ島、ラナイシティの並木や、
マウイ島、カパルアの西の並木がよく知られている。
樹高30メートル以上の大木が並んでいる風景は、
どちらかと言うと北の国のようなイメージなのだが、
見慣れて来ると、これはこれで「ハワイ」なんだと思えてくる。
ちょっと不思議な風景、でも僕はけっこう好きだ。
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2010年2月17日水曜日
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6 件のコメント:
なるほどぉ。さすが求さんお詳しいですね。
「島南洋杉」台湾や香港で見そうな漢字の羅列ですね。直訳すぎておもしろいです。
いつものHawaiiっぽさではないですが、とても神秘的な光景ですね。雲間から何かが降りてきそうです。ポチッ。
kayoさん、毎度どうも。
なぜ「ノーフォーク杉」って言わないのか、いつも疑問に感じていたので、ちょっと調べてみたら案の定でした。
ちなみに「檜」は "Japanese Cypress" と呼ばれるらしく、Cypress だけだと「糸杉」となり、もうなんだか分からなくなっちゃった。
もひとつ言っちゃうと、屋久杉は、"Yaku Japan Cedar"らしいですけど、ホンマかい!
ちょっと面倒だな、みたいな時にjapanese使われてるような(笑)yaku japan cedarなんか投げやり感たっぷりですね。それにしてもハワイはいろんな顔を持ってるんですね。私はまだほんの一部しかハワイを知らないのに大好きなので、これから少しずつ知っていったらどうなってしまうのか・・・楽しみです。
kayoさん、
日本原産の植物に対する英名の付け方は、かなりイージーな気がするよね。というか、ハワイ原産の物は "Hawaiian○○○"と付けたりするので、"Japanese○○○"は世界的には分かりやすくていいのかもね。
あと、クリスマスツリーに使う「もみの木」って杉の仲間かと思ったら、実は松に属していたんだね。
ノーフォーク松は、南洋杉属なので、杉の仲間。
・・・んーもーわからん。
1枚目の写真が、地面から空まで順々に明るくなっていくグラデーションになっていてすごくキレイですね!そしてそれだけじゃなくて、手前の「島南洋松」が貫いてて!
日本の植物名は、昔ながらのものが多くて、学名や種別とかとは関係なく決まっちゃってるみたいなので、植物を勉強する人は大変みたいですよ!
でも古来からの名前も、風情があっていいですよね。
takuさん、
1枚目の写真は、実はモロカイ島の西側の夕焼けです。
この日はとてもきれいなSUNDOWNで、西の空全体がオレンジ色に染まっていました。そこにたまたま島南洋杉がシルエットで。・・・けっこうイージーな撮影だった訳です。
日本だけでなく、植物名は本当に難しくて、よっぽど好きでないと学名や属名なんか、覚えられませんね。
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