11月のある日の午後、
オアフ島の東側のある所で、
ベンチに腰掛けて、
ふと建物の屋根の上に目をやると
緑色に輝くヤシの葉がシャラシャラと風に揺れていた。
ただそれだけの事なのに、視線が釘付けになった。
なぜだろう、とても澄んだ空気の中で
透明の小っちゃな魂(タマシイ)の塊(カタマリ)みたいなものが
眉間からポワ〜ンと膨らみ出てきて
知らず知らず、ゆっくりとカメラを構える自分がいた。
ただそれだけの写真なのに、
なぜだろう、けっこう気になる一枚なんだよね。
僕はオアフ島では特に早朝の東海岸が好きなので、
どうしてもそっちに滞在する事が多くなってしまうのだが、
夕方近くになるとコオラウ山脈が翳りを作るために
なんとなく寂しい気分になってしまう場所も多い。
それでも入り組んだ海岸線のビーチによっては、
西日が山肌を照らす時間帯の寂しげな色合いに
ハートをギューッと鷲づかみにされちゃったり・・・。
なんだか切なくなってきて、
急いでノースのサンセットビーチあたりまで
逃げて行きたくなっちゃったり・・・。
汗ばんだり、ラジバン・・・ヘッ!
「先週の週間OUTの数字は何だったの?」
2010年2月4日木曜日
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6 件のコメント:
高山さん、はじめまして。
いつも拝見しております。
2枚の写真、だいぶ違う雰囲気ですが、両方ともハワイの空気感じました!
海岸の山の稜線もきれいだし、ヤシのはっぱが重なる様子もサワサワという音が聞こえてくるようで。
海岸の写真はたしかになんとなく寂しさを感じますね。夕方の日の光って昼とは全然色が違うし、それを受ける大地の色も昼と全然違う・・・。
ハワイでは、太陽の光を受け止める大きな大地が残っているので、特にそう感じるのかも知れません。
また素敵な写真見に来ますね!
takuさん、こんにちは。
いつも観てくださって感謝です。
そして、コメントありがとうございます。
実はこの2枚は同じ日に撮った写真です。
ノースからカネオヘに所用があって走っている時に、何気なく立ち寄って撮ったものなので、割とサラっとした写真で、自分的には好きだったりします。
あまり構えず、力まないで撮る方が良かったり・・・。
またコメント、よろしく。
まさにリノ・マカニな感じですね。
葉っぱが風にそよいでいたり、山肌に夕日が差したり、当たり前のことが特別に感じられるって素敵なことですね。なんだか幸せな気持ちになる写真です。
kayoさん、いつもコメント、ありがとう。
「まさにLINO MAKANIな感じ」って分かってくれて嬉しいです。ハワイってどこでもそうなんだけど、賑やかな場所というのは実はめっちゃ少なくて、人やクルマがほとんどいない場所の方が多いんだよね。ホテルのプールやショップなんかにはリゾート客がいるけれど、何にもないビーチなんかはいつでも独り占めできちゃう。
そこがまたイイんだよね。
ラジバンダリって、どんなオチですのん、それ(笑)
ん?コメントのしどころ、間違ってた?
さすがHIROさん、「ラジバンダリ」知ってる!
てか、なんだかツッコミどころが寂しいナー。
でも、関西のノリってやっぱりイイな。
好っきやねんナー、写真はどうでもイイところが。
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