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僕にとっては、4月って、実は、
一年の内で一番気分が滅入ってしまう月なのだ。
フツーは、桜が咲き乱れ、ポカポカと暖かくなり、
希望に燃えて、明るく元気に・・・って言う月だよね。
小・中学生の頃、
毎年学年が変わるとクラスの友達も総入れ替え。
同じ学年に400人も生徒がいたから、
殆どが知らない顔ぶれになってしまい、
4月8日が誕生日の僕には、
「お誕生日会」に呼べるような親しい友達が誰もいなかった。
もちろん家族は祝ってくれたけどね。
別にその事を寂しいと思ったりした記憶はないが、
いつも、春休みが終わり、新年度が始まると
憂鬱な気分になったものだ。
きっと他にも理由があったのだと思う。
例えば、散ってしまった後の桜が大嫌いだったりね。
・・・なぜこんなつまらん話をダラダラと!!・・・
で、春らしい海の風景を選んでみた。
2点とも、ある日のワイキキの海なのだが、
なんでもない海と空。
そこが好きだったりするのだ。
別に感動して撮った写真ではないのだが、
この空気感がやけに心地良かったり、気分が鎮まったりするのだと思う。
確かその時、気がついたらどういうわけか目頭が熱くなってきて、
無性に涙が溢れ出て・・・
嬉しいのか、
悲しいのか、
悔しいのか、
寂しいのか・・・
どうしちゃったのか分からない自分がいるだけで、
「まいったなー」だったことを思い出した。
歳はとりたくないなー、涙もろくなっちまうから。
・・・もうすぐ59歳なんて。
ア〜〜〜〜ヤダヤダヤダったらヤダよー!
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おっと、忘れるところだった!
今日から13日までの8日間、埼玉県の浦和伊勢丹・4階で
LINO MAKANI 写真展を開催しています。
お近くの方、気が向いたらちらっと覗いてみてください。
12 件のコメント:
おっと、そうでしたか。まぁでも元気で誕生日を迎えられることは間違いなくいいことです。おめでとうございます。
1枚目の写真のコントラスト、いい感じですねェ。このシンプルさが好きです。
HIROさん、やさしいね〜。
僕には杉本博司さんの「海」のような究極のミニマリズムは無理。なぜって思想がないからね。あるのは、その場、その時の感情の動きだけ。写真は一瞬を切り取るものだと言う概念をぶち壊そうとする写真家が、めちゃ多いのもうなづける。でも、そこには熟練と技巧が幅を利かす世界があって、僕はそこが嫌いなんだよね。誰でも撮れる写真なんだけど、目の付けどころと、シャッターを切るタイミング、つまり、感動のし処が違うようなものを撮って行きたいと思うんだけど。そう思わない?
私は
心の思いを 言葉にすること。
とても とても 難しいと思うんです。
でも いつも ものすごく伝わります。
支えになっています。
ありがとうございます。
tomomiさん、僕はいつも自分の思いをストレートに書いているだけで、単純な男なので、それしかできないです。
カッコつけたりするのは疲れるので、この頃はできるだけ「素」でいようと思ってます。
支えって? 僕のブログがですか?そそそんな。
照れまする。
「感動のしどころ」、そこなんですよ、モトムさん。
思想とか哲学とか、技とか見せ方とか、そういうのではなく、これまでボクが幾度となく足を止めたハワイのなんでもない風景がモトムさんの写真にはあるのです。大げさに言うとボクの人生の節目にいろんなことを考えながらいつまでも眺めていた景色...だから、目の前に広がるたくさんのハワイの風景の中でも特にモトムさんの「ファインダー越しのハワイ」がボクの「感動のしどころ」です。
HIROさん、実は昨日、まだ学生なんだけど茅ヶ崎の海を撮り続けている青年の作品を見たんだよ。
そこには、僕と正反対の「海」がしっかりと撮られていてある意味感動した。
デジタルのテクニックをフルに活用しながら、寂しく汚れた砂浜と夕焼けの美しさを対比させて表現していて、とても深みのあるアート作品に仕上がっていた。
やっぱり、そこには「瞬間」をいくつか重ねるという、写真が持つ時間の概念を払拭したところに成り立つ技法が使われていたが、僕には無い創造力を感じてちょっとたじろぎました。
でも、やっぱり僕は僕、HIROさんはHIROさん、自分が信じるやりかたでやって行く事が大切だよね。
三日も過ぎてしまいましたが、お誕生日おめでとうございました。同級生400人にびっくりしてしまいました(笑)私の小学校時代は81人しかおらず、ギリギリ3クラスでした。中学校はもうすこしいましたが。
今回の写真はすごい優等生な感じですね(わかりにくいですね、この表現じゃ)ホント春らしさ感じます。この青に癒されました。
kayoさん、ありがとうございました。小学校の同級生は400人以上、1組から8組までありました。僕たちの世代ではごく普通の事です。
だけどまあ「春」が嫌いな人は少ないでしょうね。
優等生な写真は「面白くない」ですよね。
生真面目で融通が利かない感じで・・・
僕は劣等生でしたが・・・なんの話?
優等生っていうとそういうイメージになっちゃいますよね。私は「誰が見ても感心するような」という意味合いで書きました。ちなみに私もそのような学生さんではありませんでした~(笑)ホント何の話でしょうね。あははのは。
わ。お誕生日だったのですね~。
おめでとうございます。今となっては、ファミリーやお友達やファンの方に沢山お祝いされて、ハッピーなお誕生日を過ごされているのかな、なんて想像します。
子供の頃のちょっとセツナイ気持ち。カワイイですねー。
求さんの子供の頃・・・どんなだったのかなぁ。。。ちょっと想像(妄想!?)しながら、ブログを読んでしまいました。
桜にお祝いをしてもらえるこの時期のお誕生日なんて、ステキです・・・☆次のお誕生日もピンクが満開かなぁ。。。また来年も桜が咲いたら、求さんのこと思い出そう!!
kayoさん、ご丁寧に再コメントをありがとうございます。
なかなか暖かくならない日本の天候、どうなっているんでしょうね。ま、桜が散らずにいてくれてちょっと嬉しいかな。
でも、神奈川は今日、雨降りでなんだか寂しい月曜日です。これで、道路や車にピンクの花びらが一杯べちょべちょと散って汚い景色になっちゃうんだろーね。とほほのほ。
nagi☆ ちゃん、お久しぶりです。元気でしたか?
お祝いの言葉をありがとう。でもね、僕は、自分の誕生日は静かにひっそりと過ぎて行くのが好きなので・・・。
特別なイベントはやりません。とは言え、こうしてブログからメッセージを頂くだけでも十分嬉しいです。
今年もまた、どこかの写真展で会いましょう。
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