ニューヨーク、キーウエスト、アトランタ、ニューオリンズ、テキサス、サンフランシスコ、ロスアンジェルス、そして帰国途中にハワイ。
当時はカメラもフィルムも当然アナログ。銀塩のリバーサルフィルムを大切に温存しながら撮って回った写真が、今でもそのまま残っている。
僕にとっては貴重な作品なので、なんとかデジタル画像にして保存したいと思い、3年ほど前にフィルムスキャナーを購入して一度はデータ化したものの、その再現性は頗る悪く全くNG、納得できずにいた。
ところが、先日、ひょんなことから、フィルムをマクロレンズで接写すれば、かなり精度の高い画像データが得られることが解り、早速試してみたところ、これが思った以上にバッチリで、目から鱗、嬉しくてず〜〜っと事務所に篭ってデータ化の作業に取り組んできた。
アメリカ本土を旅して撮った写真は、今後の個展の企画の中で何らかのカタチで発表して行きたいと思っているのだが、当時は寄り道的な意識しかなく、あまり撮影したいとも思わなかった「ハワイ」の写真を数点アップしたくなった。
81年と82年にオアフに3泊づつして、のんびり過ごした時のもので、当然だが今の「LINO MAKANI」というテーマなど少しも意識していない、ただなんとなく撮った写真ではあるのだが・・・
34〜5年も昔の写真だし、自分が撮ったことすら覚えていないので、とても客観的に観ることができる。
その良し悪しは別として、今自分が惚れ込んで情熱を傾けて撮り続けている「ハワイ」と、そんなに大きくはかけ離れていないような 、いやむしろあの頃の方が素直に被写体と向き合っていたような気がする。
・・・と、まあ久し振りにアップしたブログで、こんなにとりとめのない事をつらつらと書いてしまったけれど、とにかく今の自分の原点を垣間見る事ができたような、ちょっとしんみりしてしまう出来事ではあった。
・・・歳かな。
2 件のコメント:
求さん、お久しぶりです!
貴重なお写真拝見できて、なんだか癒されました。
Linomakaniだけど、どこか違う感じがするのは求さんのハワイとの向き合い方なのでしょうか。
これだけの時間が経っていれば当たり前の事なのでしょうね。
変わり続けるものを見守っていく『愛』のようなものを感じます。
再現するのにとてもご苦労があったと思いますが、その分その重さが伝わってきて幸せな気持ちになれました。
これからも応援しています!
今年は8歳になる息子のしょあと親子3人でホノルルマラソンに参加する予定です。
どうなるかわかりませんが、抱っこしてビーチに行っていた息子とマラソンにチャレンジする事が出来るんだなぁと、
地味に感動しております(笑)
kayoさん、お元気でしたか?
この頃はなんとなくブログに遠ざかってしまい、なかなか更新しなくなってしまいましたが、
たまの更新でも、こうしてコメントを頂けて、とても嬉しいです。
本当にありがとう!
しょあ君はもう8歳ですか!早いものですね。
家族全員でホノマラにチャレンジなんて、素敵ですね。
僕ももっともっと頑張らなくては!
また、久々にどこかでお会いできたらいいですね。
ではまた。
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