2007年3月5日月曜日

【輝く風】カメラを通して海を視る I

ボクが「ハワイ」にこだわる理由のひとつに、
それぞれに違う表情を持つビーチがある。

島の東西南北どの方向に位置しているかはもちろんのこと、
ひとつのビーチでも、季節によって、天候によって、時間によって、
また太陽の向きや風の強さ、波の高さ、雲などによって、
写真に撮ると全然違って見えたりする。

本当に飽きる事なく撮り続けるだけの魅力が
「ハワイ」には深〜く深〜く潜んでいるのだ。


ただ単に爽やかでキレイな「これぞハワイ」という写真もいいけれど、
ボクが追い求めているのは、そこが名も無いビーチであれサーファーが見向きもしない
小さな波の海岸であれ、ファインダー越しに見つめる先で自然が巻き起こす
「瞬間のアートワーク」の底知れぬ美しさなのだ。( II につづく)

〈ランキング参加中〉
本ブログの順位が確認できます。

2007年3月4日日曜日

【輝く風】旅人の木

去年の3月、ハワイ全島で記録的な長雨が続いていた最中に、
ボクはカウアイ→マウイ→オアフを撮って廻った。

カウアイ島のどこへ行っても晴れ間にすら出会えない状況で、
プロペラ機が Kapalua Airport に着くと、そこだけは
ウソの様にカラッと晴れ上がっていた。

ただ、遠くの空はどこを見ても暗雲が重く垂れ込めていて、
そういつまでも太陽はここに在てはくれないだろうと直感した。

午後のチェックインが待ちきれず、コンドのパーキングに車を停め、
カメラだけ掴んでアタフタと中庭を抜けビーチへ急いだ。

ファインダー越しの海はキラキラと水面を輝かせ、
穏やかで美しかったが、指はシャッターを押そうとはしなかった。

フッと振り向いた時、緑に輝く葉を扇のように広げて風に揺らしながら、
待ちわびた陽光を一心に受け止めようとしている旅人の木を見つけ、
その凛々しく健気な姿にボクの眼はクギ付けになっていた。

確かに風が輝いている。
「リノ・マカニだ!」と心の奥底で叫ぶ声が、
夢中で押し続けるシャッター音を掻き消していった。





〈ランキング参加中〉
本ブログの順位が確認できます。

2007年3月2日金曜日

【輝く風】M A N A


マウイに住む有名なスラックキーギターの巨匠、

Keola Beamer がボクの作品を見て、

「キミの写真にはとてもスピリチュアルなものを感じる。」と言ってくれた。

(上の写真は、Keolaの母上でハワイの人間国宝、Nona Beamerの新譜CD

・・3月リリース・・に使われた僕の写真です)

また、ある気功の先生は、

「あなたの写真からは気(熱・オーラ)が強く出ている。」と。

ボクはそんな事を言われても「フ〜ン、そうなんですか…。」と

訳も分からずニコニコしているだけだった。

ところが、先日、名古屋のデパートで催された個展でのこと、

妻が会場で接客していると、一般客のひとりが

ある作品の前に立ち止まってじっと見入っていたかと思うと突然泣きだしたそうだ。

それも激しく。妻がどうしたのか聞くと

「写真を観ていたら、胸の奥がなんだかとても熱くなってきて、

訳もなく泣けてきちゃうんです。」と話していたそうだ。

結局6日間の個展で6人が泣いたらしい。……どうしてだろう。

とても不思議な現象だ。

でも、ハワイでは、万物にMANA(精霊)が宿っていると信じられている。

ということは、そのMANAが写真にも乗り移ってしまったのか?

あの江原氏に観てもらえばハッキリするだろうか。

〈ランキング参加中〉
本ブログの順位が確認できます。

2007年3月1日木曜日

【輝く風】はじめに。


LINO MAKANI(リノ・マカニ)って?

ハワイ語で「LINO」は「輝く」、「MAKANI」は風。

……風は透明だから輝いているところは見えない……と普通は考える。

ましてや風なんて写真には映らないだろうと。

でも、ボクはその「輝く風」を撮って行きたいと思う。

それも「ハワイ」にこだわりながら。

〈ランキング参加中〉
本ブログの順位が確認できます。