2007年6月9日土曜日

【輝く風】L i n o K a i


Lino Kai・・・輝く海。
真昼の海の眩しさが大好きだ。
太陽の輝きが波にキラキラと照り返して、つい瞼を細めてしまう。

この景色は、100年前、1000年前、
いや、人類が存在しなかった太古の昔から
今と変わらずそこにあった筈である。

○年○月○日○時○分○秒の一瞬を切り取った写真であるにも拘わらず、
人間が考え出した「時間」という観念など、
まるで意味を成さないものに思えてくる。

海を撮っていると、
「オレがこの世からいなくなっても、
この写真と同じ風景がずーっとここに在り続けるんだな。」って
妙にしんみりしてしまう事もある。

小さい奴だな・・・オレ。

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2007年6月5日火曜日

【輝く風】セクシー深紅


ハワイでは様々な花たちと出逢える。
日本にいると、ことさら花の事など気にも留めないのに、
どうしてか、ハワイでは花がすごく気になる。

白、黄色、オレンジ、ピンク、紫、ブルー、赤・・・。
どんな色の花だろうと、そこに太陽の光が射していれば、
もう、それだけでハートを揺さぶるパワーを秘めている。

で、撮ってみると、バックが緑色のことが多いので、
僕的には赤系、特に深紅の花が一番絵になると思っている。

黄色の花などは、どうも絵になりにくい。
バックの色味とのコントラストが、
その花を引き立たせてくれるか否かを決めてしまうものらしい。

このレッドジンジャーはどうだろう。
ハワイならどこにでも咲いている超ポピュラーな花だけど、
深い紅色の花びらに陽が射して、なんとまあセクシーだこと。
UMAHANAくんなら、多分「美味そー!」と言うだろうな?

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2007年6月1日金曜日

【輝く風】The Blue Tube


僕は波を撮るのが好きです。
波乗りはしないけれど、見ているのは大好きです。

繰り返し寄せる波の中で、どれをテイクするか、
遥か沖を見て決めます。
狙った波が近づくにつれて徐々に盛り上がり、
穂先からしぶきが舞い上がるのを、フォーカスを会わせながら注視します。

他の波には目もくれず、両目を開けて視つづけます。
右眼は望遠レンズを通して、波のカタチを視るため。
左眼は幅広く寄せて来るその波の、どこにカメラを向けるべきかを視るために。

一つとして同じ波は無いけれど、沢山の波を見ていると、
絵になる波が予想できるようになります。

連写モードは使いません。
最高の瞬間を逃すのが嫌だから。

そうして、納得できるワンショットが撮れるまでは
何時間でも粘ります。
妻と息子はその間、何も言わずにビーチで遊んで待っていてくれるのです。

そんな時を過ごせた一日は、最高の気分です。

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2007年5月29日火曜日

【Hawaiian Plants】竹か椰子か?


これ、見た事がある人も多いと思うけれど、
不思議な植物だ。

初めて目にしたときは、驚いた。

茎はどう見ても竹である。
ただ、下部は普通に青竹なのに、
ある節(フシ)から上が深紅に染まっている。
枝も真っ赤だ。
いや、染めたりペイントしたのではなく、
当然だが自然の色なのだ。

で、葉は・・・う〜ん、笹の葉にしては随分長い。
やはり椰子の葉にしか見えない。

多分パームツリーの一種だろうと思うが、
僕が持っているトロピカル・プランツの資料には
載っていなかった。

どなたかご存知の方がいたら、是非とも教えて頂きたい。
それまでは、勝手に命名しておこう。
"Red Bamboo Palm"・・・「赤い竹の椰子」

なんだ、そのまんま東国原じゃないの。

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2007年5月27日日曜日

【Old Hawaii】Pahoa town

Hiloから20マイル程南下したPahoaという町・・・というより村。
カラパナ方面へ向かう場合、普通はバイパス道路を使うので、わざわざこの寂びれた町並みを通る車は少ない。
ゼネラルストアやリカーショップ、そして数軒のレストランなどが軒を連ねているメインストリートは、不気味なほどひっそりと静まり返っていた。
観光客などに頼らないで生きてきた町は、したたかではあるが、どこか悲しげな空気が漂っている。
それは「落ち着き」であり、ある種の「諦め」でもあるのか。
だが、それでもきっと近隣の住人達にはとても重要な役割を果たす町なのだろう。

僕たちは、クムカヒ岬に向かう途中でここに立ち寄った。
既に西日はかなり傾き、静寂に包まれた町並みに長い影を落としていた。
ゆっくりとこの町の空気を感じながら、何軒かの店先を撮影した。
その時のワンショットが、このレストランらしき店の入り口である。
誰もいないのか、一枚のメモがドアに挟んであった。
「後で帰り道にまた寄ってみよう。ちょうど夕食の時間だろうし・・・」
と思い、先を急ぐ事にした。

そして、帰路、既に辺りはまっ暗である。
来た時とは逆側から進入し、通りをできるだけゆっくりと流す。
すると、何軒かのレストランやバーから、賑やかな笑い声や歌声が聞こえてきた。
透明な窓越しに、若い女性達が楽しげに食事をしているのが見える。
どの店もドアの外まで客が溢れ、皆が顔見知りらしく、活気に満ちていた。
まるで、古い西部劇映画のワンシーンでも観ているように・・・。

昼と夜の顔がこんなにも違う町はちょっと珍しい。
考えてみれば、確かにこのあたりにはこの町しか無いのだから。
付近の住人達が一日の終わりに集い、飲み、食べ、笑い、歌い、踊る。
そのためにはどうしても必要不可欠な存在だったのだ。

息子がバックシートで「お腹がすいたヨー!」と騒ぎ出した。
「じゃあ、さっきのレストランに行ってみよう。」と言ったものの、
この町では明らかに部外者の僕たちだ、きっと居心地が悪いだろうナ・・・。
と思いながら、先程の赤いドアの店を探す。
で、どうにか見つけたのだが、内も外も真っ暗で、営業はしていなかった。
あのメモも依然としてドアに挟まれたままだ。

「あ〜ぁ、残念だったね」と言いながらも内心ホッとして、
そそくさとハンドルをHiloに向けたのだった。

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2007年5月25日金曜日

【輝く風】Morning Breeze


夜通し降り続いた雨が、明け方になってようやく上がった。
水平線から陽が昇り、やがて厚くたれ込めた雲の向こうに隠れると、
それまで湿り気を帯びていた辺りの空気が一気に乾き始める。

上空は既に晴れわたり、蒼色の彩度が増してきている。
ひんやりとした海風が露出した肌を優しく刺激する。
今日も、きっと素晴らしい一日になるだろう。

明るい希望と、漲る力を与えてくれる、
愛すべきモーニングブリーズ。
いつもありがとう。

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2007年5月24日木曜日

【輝く風】晩秋のコナ


晩秋というより初冬に近い、
ハワイ島、コナコーストの夕暮れである。

溶岩大地の漆黒と、その上に根を張る雑草の深く鮮やかな緑。
そしてどこまでも蒼い太平洋。

草は風に翻弄され美しく波打ち、
猫じゃらしの穂が逆光に輝き揺れる。

この島特有の自然が創り出す、絶妙のコントラスト。
あたりの空気には、
ノスタルジーという仄かな香りが染み込んでいて、
僕の脳裏をくすぐる。

リゾート客として初めてコナ空港に降り立ち、
コハラコーストに向かう途中の、
茫漠とした景色を目にした時に感じた、絶望にも似た驚き・・・。
その後、幾度となく訪れるに従い、見慣れた景色となり、
更に今では、安らぎや郷愁までも感じてしまう
不思議に素敵な場所ヘと印象が変わってしまった。

The Big Island is the marvelous island!

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